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━━偉大なる航路 からくり島 未来国バルジモア━━
海兵「何か知っている事は?」
住民「研究所にゴリラのような侵入者が入ったと聞いて間もなくあの爆発で」
海兵「この島にやって来るにはある程度大きな砕氷船がなければ着港は不可能だ…まずそれを見た者がいない…」
「駐屯の海兵達が言うには侵入者はあの話題の麦わらの一味の船員"鉄人フランキー"だと言うが…この島にはサイボーグゴリラも数頭いて見間違いの線も強い…当人は1ヶ月未満の内にシャボンティ諸島で目撃されており、バルジモアへの到達経路と手段が不明だ…」
海兵「ゴリラ大佐!雪山への探索隊出発します!」
ゴリラ大佐「わかった…私も行くウホ」
老人「あの爆発で入り口が露わになったんだ」
「驚いた…わしらも知らなんだ……もう1つの研究所があったなんて…」
フランキー「ここは作業用"改造動物"を造りだした場所のようだな…吹き飛んだ方の研究所にあったのは文化的にブッ飛んだ発明だったが…俺が知りたかったのは寧ろこっちの"兵器的発明"だ」
「コリャ凄ェ…戦艦から人間の細胞の研究まで……コイツの頭は一体どうなってんだ…」
「おし!決めたぞ!ここに住もう!」
老人「え!?住む?」
フランキー「時々コーラを貰いに山を降りるからお前らの家に蓄えを頼む!お前らさえ黙ってればここに住むんだから迷惑は…」
老人「ぎゃあああああ!!こっち見んな!コワイ顔が!コワイ!!」
フランキー「顔見ただけで騒ぐな!」
「…どうだ?トラの敷物」
トラの敷物を被るフランキー…。
子供「ああそれなら」
フランキー「寒いな…暖炉がある火をいれよう」
老人「なぜズボンを履かん…」
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