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俺の問いに戸惑いの表情を見せた後
少し考えてからジェジュンヒョンはコクンと頷いた。
「ユチョン…昨日のことは…」
「本当だよ」
先回りして答えるとヒョンは目を大きく見開いて俺の顔を見つめた。
「でも…ユノは…」
その名前を口に出した後すぐにジェジュンヒョンは目を伏せた。
とても苦しそうな顔
昨日ユノヒョンとの間にあったことを思い出しているのだろう
「ジェジュンヒョン」
優しいジェジュンヒョン
きっとヒョンも傷ついている。
「ユノヒョンとの間にあったことは忘れて」
「…え?」
でも、ごめんね。
俺にとってはユノヒョンが一番大切なんだ
「俺は本気なんだよ。ユノヒョンのことが…好きなんだ」
だから
ユノヒョンを苦しめる全てを俺は許さない
それが家族みたいに大切なジェジュンヒョンでも。
自分のこの気持ちでも。
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