358人が本棚に入れています
本棚に追加
「だから…お願い。俺とユノヒョンの邪魔しないで」
「ユチョ…」
ジェジュンヒョンは瞬きするのさえ忘れたように微動だにしない。
お互い顔を見合わせて静まりかえったキッチンに
その時扉を開く音が響いた。
どうやら誰か起きてきたらしい
「おはようございます」
「おはよー!!」
現れたのはチャンミンとジュンスだった。
ジェジュンヒョンはハッとしたように立ち上がると
「お、おはよ!」
と言い料理の続きに取り掛かった。
その様子を疑わしげにチャンミンが見ていた。
さて
始めるか。
「じゃ、俺も愛するユノヒョンを起こしてくるとしますか」
軽い調子の言葉を残しリビングを出た。
扉を閉めた背後のリビングからはジュンスの
「え。え…えぇ?!」
という奇妙な声が響いていた。
最初のコメントを投稿しよう!