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「ほら、朝ご飯行くよ?ユノ」
ユチョンは半ば強引に俺の手を取るとリビングの方へ引っ張っていった。
「ユチョン」
「何?ユノ」
「いや…なんでも」
やっぱり。
ユチョンは“ユノ”って言ったんだ。
今まで絶対に言わなかったのに…
何故かそのことが妙に引っ掛かった。
なんとなく…違和感を感じるんだ
ガチャ
思考が飛んでいた間に連れられるままリビングに足を踏み入れた。
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