ある小さな町の片隅で

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優心は気づいた。自分が変われば親だって自分を1人にしたりしない。 兄ちゃん達が可愛がられているのは、ちゃんと心を持っているからだ。 高校生にもなって親と仲良くなんて、そんなの気持ち悪い。でも今はそんなんぢゃなくて、話を聞いてほしい。 少しづつでいい。いつか話を聞いてもらおう。俺を理解してもらおう。 *
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