コメディな僕とヤンデレなキミ

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  「ふぁ~~あ…。朝か…」 僕はボロボロの布団から這いずり出て、制服に着替える。 ふと、窓を見ると。 「……………」 「……………」 なんか居る。 ゴシゴシと目をこする。 セーラー服の乙女だ。 「帰れ」 ピシャッと窓を閉めた。 今ので確信した。 ストーカーはセーラー服の乙女だったのだ。 だから、監禁された時も助けに来たし、昨日はガチホモと決闘してから、ストーキング出来なかったんだ。 謎は全て解けた!!ピキーン うん。しらけた。 もう良いや…。メシ喰お。 今にも行って、自分の席に座る。ん?メシがいつもより豪華だ…。 「母さん今日どうしたの?」 「だってお客様来てるから」 「こんな時間に?」 「なに言ってんの~アンタの客よ~。ね~?」 は?なんだこのババア…?とうとうボケが発症したか? まったく…ボケは怖いね…僕も気を付けよ。 隣から。 「塩取って~」 「ほい」 「ありがとう」 …なんだ?僕もボケて来たか?僕しかメシを食ってないのに。 「おはよ」 チラリ 余りの衝撃に僕絶句。 「…………」 「あ、美味しい~っ!?」 隣になんかセーラー服の乙女が当然のように座ってます。 何故?
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