76人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふぁ~~あ…。朝か…」
僕はボロボロの布団から這いずり出て、制服に着替える。
ふと、窓を見ると。
「……………」
「……………」
なんか居る。
ゴシゴシと目をこする。
セーラー服の乙女だ。
「帰れ」
ピシャッと窓を閉めた。
今ので確信した。
ストーカーはセーラー服の乙女だったのだ。
だから、監禁された時も助けに来たし、昨日はガチホモと決闘してから、ストーキング出来なかったんだ。
謎は全て解けた!!ピキーン
うん。しらけた。
もう良いや…。メシ喰お。
今にも行って、自分の席に座る。ん?メシがいつもより豪華だ…。
「母さん今日どうしたの?」
「だってお客様来てるから」
「こんな時間に?」
「なに言ってんの~アンタの客よ~。ね~?」
は?なんだこのババア…?とうとうボケが発症したか?
まったく…ボケは怖いね…僕も気を付けよ。
隣から。
「塩取って~」
「ほい」
「ありがとう」
…なんだ?僕もボケて来たか?僕しかメシを食ってないのに。
「おはよ」
チラリ
余りの衝撃に僕絶句。
「…………」
「あ、美味しい~っ!?」
隣になんかセーラー服の乙女が当然のように座ってます。
何故?
最初のコメントを投稿しよう!