雷雨の日の悲劇

5/6
前へ
/101ページ
次へ
雨が上がり辺り一帯は爆発の形跡が残っていた。 しかし馬車と家族と あの髑髏の姿はなかった。 そしてその場所から数キロ離れた街の孤児院に一人の少年が熱にうなされていた。 「母さん…父さん…リース…」 と。 この少年の名前は オード・イリィ そう、あのイリィ一家の長男であった。
/101ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加