第1章

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「ハァハァハァ・・・。疲れたぁ~。」 バフッ 俺は砂浜に寝転んだ。 そう俺達はいつの間にか海にまで来ていた。 「俺も疲れたぁー!チャリこぐのも大変だ・・・。」 いやいや 絶対お前の方が楽だろ・・・。 「俺さぁこんなに笑ったことねぇよ。」 チャラ男は俺の隣に座った。 「俺も。」 えっ?絶対1日100回は笑ってると思うが。 俺はなんでって聞こうと思ったがやめた。 チャラ男は遠い海の向こうを眺めていたから。 何故か泣いているようにも見えた。 「あ゛ー!暗い話しはやめた。俺そろそろ行くな?」 チャラ男が立ち上がる。 俺の目に砂が少し入った。
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