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「俺またあっくんとこ行くからさ。明日もあの場所で待ってな。じゃーな!」
チャラ男は自転車をこぎながら俺に手を振る。
俺も手を振る。
後ろ向いてると危なっかしぃな。
てかいつまで手振るんだよ。
あっ!あいつ今電柱にぶつかりそうだったし。
「アハハハッ!気をつけろよぉー!じゃあなぁー!」
俺は思いっきり叫んだ。
チャラ男はピースして見えなくなっていった。
「・・・。よしっ俺も帰ろ。」
俺は立ち上がって砂を払った。
冬の海は夕日でキラキラと輝いていた。
「って・・・あれっ?どうやって来たっけ?」
やべぇー・・。
迷子んなった。
俺は苦笑いしてトボトボ歩いた。
「ヘックション!・・・寒っ。」
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