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「早く行かねぇーと遅刻だ・・・。」
俺は自転車をこいで塾に向かっていた。
すると前に悪そうな高校生が数人
座り込んでいた。
俺は行くか悩んだが
自転車を降りて通ることにした。
「ちょっと通りまーす・・・・。」
よしっ通れた!
「いてっ!」
はぁっ!?あたってねぇーけど・・・。
とりあえず謝っとくか。
「すみません。」
高校生達は俺を睨みつけた。
少し怖いと思ったが
ただのバカだと思った。
「あぁー?すみませんで済まねぇーんだよっ!」
グイッ ガシャンッ
俺は衿元をつかまれた。
そして自転車が倒れた。
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