プロローグ

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「ありゃ?ないな・・・じゃあソコじゃね?」 高校生達は笑った。 そしてもう一人が俺の前に来た。 「そうだな。きっとココだ。」 バコッ 「ぐっ・・・。」 次は左の頬を殴られた。 口から血が流れ出した。 「ありゃりゃ?ココでもないのか。」 俺は最後の力を振り絞って言った。 「ハァハァ・・・。お前ら・・・そんなことしか能ねぇんだな・・・。」 俺はそんなことしか言えなかった。 挑発したって意味ないのに。 「あぁぁ?なめてんのか?家に帰れねぇよーにしてやるよ。」 俺の人生ここで終わりだ。 今まで楽しいことはあんまりなかったな。 とか思った。
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