プロローグ

7/8
前へ
/35ページ
次へ
パンパンッ 「終了。あんま手応えなかったな。」 ゴクリッ・・・。すげぇ! チャラ男は俺の前に来て手を指しのべた。 かと思うとビンタされた。 「えっ?」 「お前ホントに男か!?もっと強くなれよっ!じゃあな。」 チャラ男はそれだけ言い残して背中を向けた。 俺はどうしていいかわからず とりあえず叫んだ。 「マジカッコイイ!!」 チャラ男は立ち止まって振り向いた。 そして満面の笑みで俺の方に戻ってきた。 「エヘッ。ホント?俺カッコよかった?」 俺は自分がバカだと思った。 普通はありがとうって言うのにカッコイイってなんだよ。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加