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私は今、真山先輩の一歩後ろについて体育館裏を目指して歩いている。
…他の人達の視線が私に…。
『今日はいい天気だね。朝の僕の星座占いが二位だったからかな~』
「……それは関係ないですよ」
真山先輩はさっきからずっと積極的に私に話しかけてくれている。
まぁ…それは私だからとかじゃないんだろうな。
多分、真山先輩は誰かと話すのが好きなんだと思う。
いや、誰かというか何かとか。
真山先輩は人だろうが犬だろうが猫だろうが全て平等に接するから。
『お、見えてきたね体育館』
「…はい」
そう…平等に、話すのも遊ぶのも…そして壊すのも。
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