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教室から出た。
その後の部活はまあまあきつかったが頑張れたと思う。そしてそのまま家にまっすぐに帰った。部屋まで来て倒れるように眠りに着いた。
夢の中。またあのおかしな場所にいて老人の話を聞いている。
「予想以上に敵の進行が早い、戦士よ急げ」
「アンダーワールドの入口はどこにあるんだ?」
「それも知らないのか、神堂高校の中にあるぞ」 「その中のどこなんだよ」
「それは知らん」
「ただでさえ広いのに感じるだけが頼りなのに無理だって」
加藤さん曰くな、、。
「お主なら出来るはずじゃ」
「根拠は」
「毎日神堂高校に通っているのだから怪しい所位見つかるじゃろう」
「特にないな」
「じゃあ明日探して来い」
「明日も授業あるけど」
「放課後があるじゃろ」
「部活が、、」
「休み取れ」
「無理」
「なら休みの時にやれ」
「部活で潰れる」
「いつなら良いのじゃ」
「知らんな」
お年寄りは元気だな。
「一刻を争うのだ。世界が滅べば人々が死ぬかもしれない、部活なんて持っての他じゃ」
「だいたい誰だよあんた?」
「わしは神じゃ」
「あれ。言えないじゃないのか」
「あ、、」
勢いに任せて言ったパターンですな。 「神ならすぐになんとか出来るんじゃないか」
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