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「ありがとな」
一応貰ったからな。一応。
「礼には及ばん。ちゃんと返せよ」
「分かってるって」
「ではまた会おう」
途端に目が覚めた。手にはパスと本があった。時計を見てまだ登校する時間より1時間ほど早かったので、手元の本を読むことにした。内容は戦術や神法の使い方やブレイドの強化方法などだ。しばらく読んでいると良い時間になったので、登校することにした。
登校して、自分のイスに座ってあの本を読んでいると、、。
「何読んでんだ?」
俺は五十嵐に題名を見せた。多分馬鹿にされるだろうけど。
「俺も持っているぜ」
そう言って五十嵐は一回自分の机の所に行き、机の中から俺と同じものを取り出し見せてきた
「じゃあお前も選ばれたのか?」
「当たり前。だから持っているんだろ」
「何処まで勉強進んだんだ?」
「明日受けても大丈夫だ。神様から聞いたんだけどこの高校に3人選ばれた戦士がいるんだってよ。あと一人誰だろな?」
「あぁ知っている。加藤さんだってよ。神から聞いたんだ。加藤さんはアンダーワールドへの入口を探し出すために引っ越ししてきたんだってさ」
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