裏の世界

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きっかり20分後。 女の人が入って来た。 「採点ができました。剣さんは81点で合格。ジャックさんも82点で合格です。案内するのでついて来て下さい」 俺達は喜ぶ暇もないままに案内された。女の人が入って来たドアの奥へ。 歩いて約10分後。現れたのは、大きな門だった。見た限り4mはあるだろう。 「この門をくぐるとアンダーワールドになる。さぁお行きなさい。命少なき者達よ」 ナニこの台詞?。 ひとまずくぐる?ことにした。 見たものは果てしなく続く草原だった。生き物はいない。 「ここがアンダーワールドですか」 「そうみたいだな」 「どうします?」 見渡すと遠くに街らしき所があったので指を指しながら言う。視力はオールAだから確信は強い。 「あそこに街があるぞ」 「あ、本当ですね」 「行ってみようぜ」 「はい」 俺達は遠くに見える街に向かって歩き出した。太陽の光があることから自分の世界と繋がっていることを実感した。なんか元気が出たので良かった。
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