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「どうゆうモンスターを倒せば良いですか?」
「犬のようなモンスターです。この町の建造物や食べ物や人に襲い掛かり大変な被害を与えています。ちなみに群れを作って行動しています。貴方達2人なら大丈夫ですよ」
「ちなみにどの位群れを作るんですか?」
「最高で1000体と言われていますが、ここでは20体程位しかいないようなので、初心者のあなたたちでも出来ると思いますよ」「何体倒せば良いんですか。やっぱり最初は5体位ですよね?」
「いや、全部です」
「え、なんか聞こえませんでしたよ。もう一回言ってください」
「全部です」
「う、嘘ですよね?」
「本当です」
「、、」
眉間にしわを寄せ、プルプルとジャックの肩が小刻みに揺れる。
「あのう、どうかしましたか?」
ジャックはキレていた。
「ふざけるなぁー!。お前、俺達はまだ初心者という事を忘れたのか!。『全部です』だと!。20体もいるんだろ?。俺達まだ戦いというのをしたことないんだよ!。だから戦い方も知らないんだよ!」
あ、性格変わった。
「大丈夫ですよ。この店は初心者には戦い方の講習もしているので」
ほう、つまり講習所兼武器屋というわけですな。ジャックを怒らせないようにしよう。
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