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「はっ!」
「その意気ですよ」
右振り左振りを連続で繰り出したが、やっぱり防がれる。
「はい!」
ドカッと腹辺りを突かれると、カランカランと音を立てて、俺の持っていた木刀が地面に叩き落とされた。
また武器を拾い、また店員に向かった。次に俺は打ち込みを強く縦に振っていったが、、軽く受けられる。相当強い。戦い慣れしている。
「ほう、少しずつスピードが上がってきましたね」
「余裕こくののも今のうち!」
そろそろマジで疲れてきたからな。攻撃の速度を速める。
縦、横、下振りを組み合わせて5回程打ち込んだ。しかしまたも打ち反えされた。
「全然当たら無い」
汗でベタベタだ。
「倒れるまでやりますよ。もう限界ですか?」
「んなわけ無い!」
俺は右振りに振ったが店員には当たらなかった。
つまり外れたということ。俺は倒れ込んだ。意識はまだある。
ジャックは俺達の戦闘が終わった途端に、店員にぶつかって行った。俺は邪魔にならない様にどいた。
「死ね」
めっちゃキレてます!。素早く振った。しかし空を切る。
「隙が多過ぎですよ。もっと集中を、、」
声の割に余裕そうだ。
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