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「なんで?どうしたんすか?岩崎さん?」
「こんな事もあるよ…。」
そう言う岩崎さんの眼には力が無かった。
アレを振るなんてなんかおかしい。変だ。
「岩崎さん…。」
「オイ、ガキ。早く牌を入れろよ。次が始まんねぇだろうが。」
オッサンが急かす。とりあえず、牌を急いで卓に流した。
クソ!なんだッつーんだよ!スランプか?いや、アレはそうゆう類いのフリコミじゃねぇ…だとすると…なんなんだ!?
東二局
親:臼田
ドラ:二
配牌
三四五八②②⑦⑨467北発
ここは俺がなんとかする。今はこの局に集中する!冷静にならなければ!!
巡が回るなか、岩崎さんからは気配を全く感じない。
一方、森谷チームは臼田が発を鳴き、森谷も順調に見える。二対一。とにかく連荘はさせられない!なんとかしたい処だ。
八巡目。
俺の手は
三四五②②⑥⑦4567北北
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