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なんでこんな時に!
俺の体中からベタつく汗が噴き出す。
対面のオッサンがニヤツキながら急き立てる。
「どうした?切らないのか?」
対面のオッサンの立直は萬子の清一が濃厚…しかも俺が掴んだのはドラの五萬!よりによってこんな危険牌!
「おいおい、ここに来て長考かよ?まぁ俺は構わないがね…後ろの方々は痺れ切らしてるぜ?早く切らないとアンタの指が落ちるよ?」
「分かってる!一々サエズルなよオッサン!!」
そんな安い挑発に乗るかよ!
しかし…こっちもテンパってる!タンピン三色イーペーコー!
追っかけて立直すりゃ高目でハネる!
ここで点差が開いたらもう追いつけない!
イクか…?
どうしたらいい!?岩崎さん…!!?
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