プロローグ

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同日深夜 南入曽車輌管理所 「…」 男は待っていた。 昼間に友人が話していた、「バトル」している車輌を… 「…そろそろ来るかな」 そう呟いた刹那、管理所の広い留置線に爆音が響いた。 「…行こうぜ、501。」 男はそう呟き、車輌のノッチを捻る。 すると、「501」と呼ばれた車輌が加速する。 「さあ…」 競争する二本の後を追い、「501」が本線へ飛び込む。 「今夜も、楽しめるかァ!?」
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