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誰もが戸惑っている様子。
それもそのはず。墜落したヘリは帰りのヘリでもあったのだ。
帰りの足がなければ、地獄と化したこの町から脱出する事さえ厳しくなる。
ヘリがなくなった瞬間、全員がそれを理解していた。
「と、とにかく本部に連絡を取って、追加のヘリをよこすよう要請しろ。」
さすがのリーダーも落ち着きのない様子で、隊員の一人に指示した。
「これからどうするんだ?」
ジェイがリーダーに話しかけた。
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