出発

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セナ「闇か…」 オーグ「とりあえず、魔力量と得意属性が分かったから 今からお前さんにワシの知識を与える」 セナ「知識か…役に立つだろう」 オーグ「我慢するのじゃぞ」 そう言いながら オーグがセナの頭に触れる セナ「グォォォォォ」 触れた瞬間にセナの頭が激しい痛みに襲われる 数分して、痛みがひく オーグ「これでお前さんはワシの知識が入った」 セナ「あぁ、魔法の名前、種類、全てわかる……だが闇属性の魔法の知識がないぞ」 オーグ「しかたないじゃろ、お前さんが初めてなんじゃから、自分で創るしかあるまい」 セナ「そうだな」 オーグ「ところで、お前さんは武器は使えるかの?」 セナ「あぁ、ほぼ全部使える」 オーグ「そうか、まだ武器がなかろう これに魔力を流すのじゃ」 オーグはセナに黒い石を渡した セナ「魔石か」 魔石とは、魔力を流すと持ち主のイメージに合わせて 形が変わり武器になる石である セナは魔石に魔力をながす すると魔石が輝き形を変えていく 魔石が完全に形を変えると、そこには トランプがあった オーグ「トランプじゃと?」 セナ「ただのトランプじゃねぇ このトランプには1枚1枚、俺がイメージした武器、魔獣が入っている」
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