精神科専門病院

悪夢の始まり

ﾊﾞﾅｶｯﾄは自分の担当室に着くやいなや両手で机を思いきり叩いた。

《バタン》

この時からﾊﾞﾅｶｯﾄは心の闇が生まれ始めていた。

ﾚｲﾁｪﾙが叩いた音を聞き中へ入ってきた。

「どうしたんですか？ﾊﾞﾅｶｯﾄ先生」

「うっ。いや何でもない…」

「嘘でしょ？その態度からみて」

「実は…また言われたんだ。外科なのに精神になぜ居るのかって」

「そうの…可愛そうに」

ﾊﾞﾅｶｯﾄがそう言うとﾚｲﾁｪﾙが近寄ってきた。ﾊﾞﾅｶｯﾄは急にﾚｲﾁｪﾙをだいた。
ﾚｲﾁｪﾙは迷わずﾊﾞﾅｶｯﾄの腕の中に入った。

そして…一回キスをした…。