夏蜜

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あれから何日か経った 健太はもともと蚊だからご飯は果物が中心 食べるとゆうよりは果汁を吸う感じ 一度ご飯やおかずを出してみたけど吐き出してしまった まずい~と涙目になる健太はかわいかった 幸せな時間が過ぎていく ご飯を食べ終わってまったりとした時間 ソファーに座ってテレビを見ていると健太が俺の膝に座る 「どうしたの?健太 甘えたいの?」 彼から甘えてくることはたまにあっても膝の上に乗ってくることは珍しい 昼間俺がいない間になにかあったんだろうか? そんな心配をしていると彼は恥ずかしそうに頬を染めもじもじしている なにかお願いしようとしているときによく見る 彼はあまりお願いは得意じゃないみたいだ 彼のお願いならなんでも聞くのに などとちょっとよこしまなことを考えてしまった 「健太・・・言って?健太大好きだよ」 頬を撫で 健太を促す
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