プロローグ

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――肉を焼くジューっという音がする。 「ねぇ、お母さ~ん。今日の夜ご飯なぁに~。」 小さな子供が母親の腕を掴み言う。 「今日はヒト肉の生姜焼きよ~。」 母親は答える。 「すぐできるから向こうで待ってなさ~い。」 はーい。と返事をし、居間へ戻る少女。 少女が座ったリビングには、夕日の光がむなしく射し込んでいた…。
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