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何やってるんだ!
家の中は硝子が散乱し、久しぶりに帰ってきた姉の愛華と父親で親子三代栄華を極めたEGOP《ExetraGameOricalPurodaction》の社長である金銀一浪がオオモメしていた!
「誰のお陰で食っていけるか知ってるだろ?お前といい母さんといい俺は…大企業の社長!社長に対して態度が違う」
「うざったいわねぇ!つーか、私はアンタを一度も親父だとは想わないよ」
李策がリビングに入ると冷えぴたを貼る母さんの姿を見て慌てて喧嘩を止めようとした。
「まっ…待ってくれよ!親父も姉ちゃんもヒートしすぎ、オーバーな行き過ぎは反って母さんに負担をかけるだけだよ」
オタクである俺もやるときはやるし、言いたいことあれば言う。
携帯を見ると七件も着信が入ってあったのだ。
『矢村です。店長が話したいことあるので、スタバーに来てくれないか?あぁ…俺と谷間も来るんで李策君も来たらどうだい?』
『まだ来てないのか?』
『早くこいよ』
『李策!何してんだ』
『じゃぁ…オリジナルを二つ!』
『アルバイトしやがれ!』
『今、何時~』
七件も矢村と店長の会話で俺としてもコメントをしようともなく二階に行き、コーラの貯金箱から三千円抜き取り、近くのスタバーに向かった。
今の矢村は立派なコンビニ社員となり、谷間はマネージャーとなった。
二人ともの出世に同じ年代の俺は恥ずかしくなり、コーヒーをイッキ飲みして李策は金を勘定して帰っていった。
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