第一章

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~ドランの部屋(寮)~ ドラン『なんで……………………………………………なんでお前が俺の部屋にいるんだよ!!!!』 ドランが指をさす方向にはソファーに座ってくつろぐグマンがいた           グマン『え??まあ暇だからな!遊びに来たんだよ』 ドラン『ふざけるなよ…俺はやっとゆっくり出来ると思ってたのに……』 グマン『まあまあ。俺がいてもゆっくりできるだろ、それに友達の仲じゃないか』 ドラン『じゃあ今から他人な。だから俺の部屋から出ていけ』 グマン『ひどいな。そんなに1人がいいのかよ??まあ入学初日だもんな………わかった今日はもう自分の部屋に戻るわ』 ドラン『ほ、本当か??ありがたいぜ』 グマン『まあ明日からまた来るわ』 ドラン『………………』           グマン『じゃあまた明日な!!』 「「バタン」」 グマンはそう言い残すと自分の部屋に帰っていった ドラン『何なんだよあいつは……学園はこんなにも疲れるのか………はぁ……』 ドランはため息をつきながらソファーに座りポケットから携帯電話を取り出した 「「プルプルプルプル…………」」 リン『もしもーし🎵ドランちゃーん??』 「「プチ」」 ドラン『はぁ……ますます疲れた』 「「ピーピーピーッピ」」           ドラン『もしもし』            リン『いきなり切るなんてひどいじゃない。初めて電話がきたからノリノリで出ただけなのに』           ドラン『普通に出て下さいよ…それと今日は学園の初日だから電話しただけですから』
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