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ドラン『しかし長い入学式だった…入学式はこんなに長いものなのか。』
ドランは入学式だけでくたくたになって机にぐったりしていた。
???『ほらみんな席につけ』
いきなりドアから入ってきた男がそう言った。
???『まずは自己紹介からだ私の名前はアル・ティアーだアルでいいみんなよろしくな』
アルと名乗る先生らしき人が自己紹介を始めた。この教室の生徒は皆、いきなり自己紹介かよ、と思っていた。
アル『これから皆に自己紹介をしてもらいたい。ではそこの一番後ろの君から』
そういってアルがドランに指を差した。
ドラン『いきなりかよ…仕方がないな』 ドランは前に立つと自己紹介を始めた。 ドラン『俺の名前はブレイズ・ドラン呼び方はドランでいい。一応よろしくな』
ドランは自己紹介が終わるとすぐに自分の席にいき寝た。
アル『変わったやつだなまあいい、次のやつ自己紹介を始めろ。』
そう言ってまた指を差した。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ド…………ラン……………ドラン君……………………………………ドラン君!!!!!!!!!!!!!!!
とても大きな声が耳もとで聞こえたのでドランは飛び上がるように起き上がった。
ドラン『誰だよいきなり耳もとで大きな声だしたの』
???『ごめんね、何回呼んでも起きなかったから…もう自己紹介終わって次はグラウンドに移動だよ』
ドラン『ああ、ありがとう。あのさ名前聞いてもいいかな?』
???『そうだよね、寝てたから自己紹介聞いてないよね。』
そう言って女子は自己紹介を始めた。
???『私の名前はミン・ハルカよ。ハルカって呼んで』
ハルカと名乗る女子はそういってニコっと笑った。
ドラン『(あんがい可愛いな)ハルカか、よろしくな。てか急ごうぜもうみんなグラウンドに行ってるし』
ハルカ『そうだね、急ごう。』
2人は全力で走ってグラウンドに向かった。
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