10日間のありがとう

１日め

鳴き声はするけど、どこにも見えない。

そこで、『ちっちっ』と舌をならして、呼んでみた。

鳴き声は近づいているのがわかった。

３回目の近づいているのを確信した時、キミは突然部屋に入ってきて、僕の前にその姿を見せてくれたんだ。