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充と直哉はゲーセンでプリクラを撮り、UFOキャッチャーなどをして近くのお店をぶらぶらしていた。
「充何か買いたいものある?」
「特に無いよー。なーちゃんは?」
「うーん。無いかな~。あ、これ可愛い。」
直哉が手にしたのはピンクのリボンだった。
そして充につけたのだ。
「充可愛いよ!」
「か、可愛いって言われても嬉しくない!」
「そんなとこも可愛いね。」
「もう!なーちゃんだって可愛いじゃん。」
「そんなことないよ。それに充よりはかっこいいから。身長だって俺の方があるからね。」
「俺だって身長伸びるよ!多分…。」
「充はそのままが一番だよ?」
「そうそう!充はそのままが一番!」
充でもない直哉でもない声が聞こえた。
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