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「よっ!充、元気だった?」
そこには充の兄貴がいた。
「兄貴!」
「兄貴って呼ぶなって~。お兄ちゃんだろ?お兄ちゃんって呼ばないとディープキスするよ~?」
「分かったよ、お兄ちゃん。」
「へ~兄貴いたんだ。」
直哉はまじまじと充の兄貴を見る。
「そうなんだよ。似てないだろ?」
そう言いながら充は苦笑いをする。
「確かに似てないね。充と違ってかっこいい。勿論充は可愛いよ。」
「うん、俺に似てなくて可愛い!」
充の兄貴は充に抱き付き、頭をよしよしする。
「馬鹿!止めろー!離せって~!つかお兄ちゃん何してたんだよ!」
「んー秘密!後で教える~!!」
さらに激しくよしよしする。
「ぎゃー!ね、直哉!助けて?」
「み、充ー…ヤバッ…。」
充の兄貴は顔を真っ赤にしながら離れた。
正確には充から離れないと襲ってしまいそうなくらい可愛かったから。
「よし、直哉!今のうちに行こ!」
「あ、うん。」
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