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「何?俺で良かったら何でも聞くよ?」 「うん……、あのさ、俺好きな人がいるんだ…。それでさ、俺、性格最悪だし友達としか想われてないんだよ。」 「なーちゃんは性格最悪じゃないよ!ただ恥ずかしくてツンツンしちゃうだけだもんね!ま、それがすっごく可愛いんだけど!」 そして何よりなーちゃんは「必要」とされている存在だから。 「可愛いって……。そんなことない。意地っ張りだし、素直じゃないし、素っ気ないし、口悪いし、すぐ殴るし……。最悪じゃん。」 「でも相手の人は違うかもよ?意地っ張りなとこも素直じゃないとこも全部可愛いって思ってるかもしれないじゃん!」 「え………、もしかして、相手誰か分かったの?」 恥ずかしそうに直哉は問う。 「なんとなくねー。俺はその人と上手くいってほしいと思ってるよ!なんたってお似合いだからね!」 「俺も上手くいってほしいなとは思うけど俺の性格じゃ無理と思う…。だから頑張って素直になれるように努力するよ。」
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