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「そ、そういうのはやっぱりさ、好きな人とだけするんだよ?」
「えー、いいじゃん。それにさ、俺充のこと好きだし!」
「好きの意味が違うでしょ?」
直哉は少し考えてから何を思ったのかこう言った。
「充は俺のことが嫌いなの…?」
「……はい?え、何故そうなる?」
「だってハグしてくれないのは俺のことが嫌いだからでしょ?」
「なーちゃんのこと好きだよ?」
「じゃあハグーーー!!」
そう言って直哉は充に抱き付いた。
「ちょ、ま!」
充は直哉を支えきれず後ろに倒れてしまった。
「なーちゃん、重い…。」
「もう少しこのまま~。」
なんか今のなーちゃんいつもと違って可笑しくない?
子どもが甘えるような行動ばっかりして。
まぁ、でもそれはそれで可愛いからいいけどね!
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