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さて、もうすぐ行こうかな。
鎮とは顔合わせたくないし。
でもまだ7時半だしな~。
早く行っても暇だしな~。
あぁ…まじでどうしよ。
まあいいや、どっかブラブラしておこう。
そう決めた充はコーヒーカップを洗った。
よし、行くか。
「…行ってきまーす……」
充はバイクに乗って大学の近くにある本屋へ向かう途中、友達の白石貴斗に会った。
貴斗は歩きだったので充はバイクを降りた。
「たーちゃんおはよう。」
「はよ、充。毎日こんなに早いの?」
「まあ、うん。ほぼ毎日かな。」
「新聞配達とかしてんの?」
「ううん。家に居たくないんだ。」
「そっかー…。何かあったら俺に言えよ?」
「うん。あ、たーちゃん歩きっしょ?乗っけてあげるよ」
「まじで!?」
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