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「佐久間!デートしようぜ!」
この時…アイツの何か企んでそうな顔に気付かなかったのが失敗だった。
「…な、んでこんな格好?!」
デートの当日の朝…つまり今朝起きたら突然成神と辺見が現れて着せられたのはワンピース…
「くそっ!源田の奴絶対殴る!」
そう意気込んで待ち合わせ場所に向かった…周りから違和感な感じの視線が無いことがムカつく…自分はそこまで女顔なのか…
そんな云々言ってる内に待ち合わせ場所に着いた。
「…ふんっ…来た瞬間に蹴り殺す!」
「佐ー久間っ!」
(ギュウ)
突然の後ろからの圧力
間違い無い源田だ!
「おはよう佐久間!今日は一段と可愛いな!」
「テメェの仕業だろ!」
思い切り殴りかかるが、かわされた…チッ
「だってさ、この方が堂々とイチャイチャ出来るだろ?」
「イチャイチャなんかしねーよ!堂々もクソもあるか!」
あぁ…全く…何故俺はこんな変態馬鹿を好きになったのだろうか…
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