2人が本棚に入れています
本棚に追加
それからの俺の生活は、人生は崩壊の一途をたどった。
それはもう、ドミノ倒しのように…
「別れましょう。」
「いや、マジで?え?だって、あんとき言ったじゃん『ずっと一緒だ』って!!」
「だって、入学式当日にケンカして、しかも警察ざたにして、おまけに退学だよ?ねぇ、なんで?中学ん時はそんな人じゃなかったじゃん!」
「いや、それは…」
「何?私を納得させられる理由でもあるの?なんとか言ってよ!!」
「いや、その…オレだって、その…高校デビュー?てか、不良デビュー?みたいな…」
「あきれた。」
「いや、でもそれは…」
「もっと常識ある人かと思った…」
そう言うと、彼女は風のように走り去って言った。
その夜、連絡を取ろうにも、既にメアドを変更していて、通話も着信拒否。
共通の友達に相談のメールを送ったら、こう返事がきた。
『さっきアド変のメールきたよ。
“メアド変更しました。
taichi-go-to-heaven@xxx.xx.jp
ちなみに、彼氏とも別れました。
皆さんにも、アイツと関わら無いことをお勧めします。”
お前、何やらかした?』
オレのほほを何かが流れ落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!