第02章

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『私が作る!!』 「いいけど…  夕食の分の買えに  行かないと」 『私も行く!!』 「分かったから…」 買い物籠を持って 聖と買い物に行った。 二人は最初に お肉屋さんに行った。 「すみません!!」 お肉屋のオジサンが 部屋の奥から出て来た。 「いらっしゃい!!  聖ちゃん、  今日は奥さんと  一緒かい」 お肉屋のオジサンは 愛を見て、 聖の奥さんだと 勘違いして居た。 だが、聖は言った。 「そうだよ、  可愛い奥さんだろう」 愛は驚くが 少し嬉しかった。 「そうかい、いいねぇ」 「200g、ちょうだい」 お肉屋のオジサンは 肉を計る。 「いくら?」 「今日は特別に  半額でいいや」 『いいですか?』 「あぁ」 「オジサン、ありがとう」 『ありがとうございます』 聖は買った肉を 愛の買い物籠に 入れて行った、 愛はまた一つ聖に 惹かれて行った。
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