最終話

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美貴は聖が 乗った車椅子を 引っ張って 病院に入ろうとしたら。 愛は美貴を呼び止める。 『美貴さん…!?』 美貴は愛の方を向く。 「んっ?」 『私と聖の結婚式を  させてくれて  ありがとう  ございました』 愛は美貴に頭を下げた。 「どういたしまして」 -それから、3年後の夏- 聖の父親の一階のロビーで 聖の写真展覧会が やっていた。 「この写真はいいねぇ~」 「そうですねぇ~」 人気がある写真は題名が 英語で”愛しき人へ”。 その頃、愛は聖の墓に 墓参りに来ていた。 『今年も来たよ聖』 すると愛と 聖の娘:れいなが 愛の方に走ってきた。 「ママ!!」 『ここだよ、れいな』 「ママ」 『れいな、パパのお墓に  そのお花を置いて』 「はーい!!」 れいなは聖の墓に ひまわりの花を供えた。 愛とれいなは一緒に 聖の墓に拝む。
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