3人が本棚に入れています
本棚に追加
聖はそのまま、
すぐに帰って行った。
私は聖君が
見えなくなるまで、
彼の後ろ姿を見ていた
―次の日、放課後―
愛は図書館で聖を
待ちながら勉強を
していた、聖は来た。
「遅くなって、ごめん」
『いいえ…』
「本当に、ごめん」
聖は愛の隣に座った。
「うちの先生に
バイクに
乗っているところを
見つかって…遅れた」
『あの―…』
「ごめん、
昨日の告白の
答えだったねぇ」
『こんな、私で
いいですか?』
「いいに決まって
いるじゃん」
『遊びとかじゃあ…
何で、私なんですか?』
「オレは
高校一年の時から…
通学する愛の事を
見ていたんだ、
ずっとさぁ…ある日…
姉キに用があって、
図書館に来たら…
あの日に」
『だから…』
「そうことなんだ」
『わたしはてっきり…』
「たしかにオレは
そう見られても
しょうがないけど…」
愛は聖に
自分の気持ちを言った。
『私も…聖が好き、
私と付き合って
ください』
「こちらこそ」
二人は笑って話して居た、
そんな二人を隠れながら
見守る美貴がだった。
最初のコメントを投稿しよう!