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その後。
聖と愛とれいなは
近くの公園に
遊びに行った。
「れいな、何して遊ぶ?」
「うーっとねぇ…
鬼ごっこがいい」
「いいだろう、
パパが鬼だ!!」
れいなと聖は
鬼ごっこして遊ぶ。
「待って!!」
「キャァァァ!!」
『れいな!!頑張れ!!』
聖が愛のほうに来た。
「なぁ、愛」
『なに?』
聖はポケットから
デジカメを出して、
愛に渡した。
「これでオレとれいなを
撮ってくれないか?」
『いいけど…』
「じゃあ、頼む」
聖はれいなの方に行き、
鬼ごっこの続きを
始めた。
「れいな!!待って!!」
愛はデジカメで聖と
れいなの写真を撮る。
その夕方、れいなは
聖の背中で眠る。
「疲れたんだなぁ、
れいな…」
『それはそうだもん、
パパとたくさん
遊んだから』
「そろそろ家に
帰らないとなぁ」
『そうだねぇ』
聖と愛は歩く。
『聖…』
「うん?」
『聖が消える前に、
れいなに聖が
死んだ事を話すの?』
「それは俺が消える前に
れいなに言うよ」
愛は驚く。
『でも…!?』
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