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れいなは泣きながら
走り去った。
「パパの嘘つき…!!」
聖は見て
いるだけだった。
「れいな…」
その夜、
聖は愛に電話した。
『もしもし、聖?』
「れいな、そっちに
帰っている?」
愛は驚く。
『えぇ!?れいなは聖と
一緒にじゃないの?』
すぐに聖と愛は
待ち合わせして
合流した。
聖は愛にれいなに
全て話した事を話す。
「俺のせいだぁ、
れいなに本当の事を
言ってから…」
『聖のせいじゃないよ』
「オレ、れいなを
探してみる」
『あたしも探すわ』
「頼む…」
聖は愛はれいなを探す。
「れいな!!れいな!!」
聖はあっちこっち探す。
「すみません、
五才ぐらいで
泣いていた女の子を
見ませでしたか?」
「いいや、見てない」
「ありがとうございます」
雨が降り始めた。
聖は探し回る。
「れいな!!」
その頃、れいなは
藤本家の門の前で
泣いていた。
「うっ…うっ…」
そこに仕事から
美貴が帰って来て、
れいなに気づく。
「あれ…れいなちゃん?」
美貴は急いで
れいなの方に行った。
「どうしたの?」
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