二十二歳

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二十二歳

…何度チャイムが鳴ろうとも… めぐむは出ようともせずに、もう4本目になろうとゆう缶ビールを飲んでいた。 点いているテレビを見るでも無く、ワンルームの殺風景な部屋の中で、ドアの外の「親友」が諦めてくれるのを待っていた。 今日は、めぐむの22回目の誕生日だった。
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