十五歳

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千春は週末、美由紀ちゃんと遊んだり、泊まりに行ったりする事も多くなり、めぐむはやっぱり、なんだか千春が、どこか遠くへ行ってしまうような、そんな気がしていた。 めぐむの知らない世界が、周りでどんどん成長している。 自分だけが、置き去りにされているような気分だった。
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