出会いー葵ー

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彼らは座席に座っている。かなりの大声で話していて迷惑だ。 「ちょっと、あんたらそこのきな。」 葵が言った。 「はあ?」 「うざ、誰だよ💢」 「つーか何?」 「あんたらさ、自分らのことしか考えてないでしょ?早くそこのいて、おじいさんに席譲りな」 葵は男女を強く睨みつけた。 男女は周りの目も気になったのか有り得ないとかうざとか吐き捨てながら出ていった。 「ありがとうございます」 おじいさんが葵に向かって礼を言った。 「いえ」
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