雨の日の抱擁ー葵ー
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「良かった…」 お兄ちゃんが私を抱き締めて言った。 私はまたごめんなさいと言おうとしたが、抱きしめる力が強くて言えなかった。 「もう、我慢なんかすんなよ。なんでも言えよ」 「うん。ごめんなさい」やっと言えたごめんなさいはうれし涙で震えた。さっきまで絶望しかなかった私の心が一気に暖かくなった。 お兄ちゃんの抱きしめる力がひとりじゃないと教えてくれた。
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