大切なあなたに

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お互い家が遠かったし忙しくてほとんど会えなかったな。 でも会えた時の嬉しさは忘れない。 お互いの笑顔がなくならなかったもんな。 一緒に夜公園ぶらついたりそんな程度な時間だったけどそれがとても楽しかった。 よく俺は待ち合わせに遅刻したよな。そのたびお前は笑顔で許してくれた。 俺にとってお前初めてだらけの女だったんだぞ? 初めて手をつないで初めて家に上がってもらって…初めて愛を交わして。 この初めてがそのまま最後になればいいなんて都合のいいこと考えてた。
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