嫌な事ってのは突然来る。

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依然、キャトられちまったと思い込む俺。 『んな事はどうでもいい、 ヒロ、ちょっと指導室に来い』 「なんだッ! これ以上俺になにしようってんだよッ!?」 『うっさいな、 とりあえず来いよ』 ーズルズルー 俺の制服の襟を掴み引きずる美代子。 「はなせェッ! 離せよッ!! どこに連れてくってんだァァァ!」 『だから指導室だっつの、アホ』 「UFOかッ!?そうなのか!?そうなんだなァァァ!?」 つか、高二を引きずるなんて凄い腕力だな美代子。 「い、いやだ……いやだッ、いやだあァァッ!まだ俺は、俺はやってけるんだぁぁッ!」 『本当、マジどうしたヒロ?』 ごもっともな意見です、美代子。
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