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着地の瞬間、腰を打ち付け、
「……ぐぅぅ」
しばらく悶絶。
「……ヤベー、マジヤベーよ
マジ……これ……たぶん椎間板ヘルニアだよ……
マジヤベーよ、出川だよ、マジ出川」
その後、謎の呟きと共に逃走を再開。
どうやら綾美には気づかれずに済んだようだった。
……門を越えても森って事は俺の越えた門は裏門て事か?……ぐ、マジ出川。
打ち付けた腰は予想以上にマジ出川だった(訳‐腰が痛いの意)。
とりあえず俺は木々に手をつきながら先へと進む事にした。
しばらく森の中を進むと、開けた場所に出た。
庭園……か?
そこは、本館の庭園より一回りぐらい小さい庭園。
……お、ベンチだ。
俺は庭園にベンチを見つけ、そこで休む事にした。
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