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なんやかんやで、とりあえず平静を取り戻した俺。
『んでだ、ヒロ』
「なんすか?」
『明日からだったな』
……明日?
「え?あ?はぁ、
あした……すか?」
……明日?
なんだ、何を言ってんだ美代子よ。
『……私にも弟がいるからな、良くわかるよ。
まぁ、頑張って良いとこみせるんだな』
弟って……舎弟?
「んーおう、頑張るぜ」
美代子が何を言ってんのか、よくわからないが……
まあ、とりあえず頑張る事にしました。
『おら、
わかったんならさっさと教室に戻やがれ』
なんか知らんが、とりあえず解放されたぜ。
「失礼ぇーしましたー」
結局、美代子の言ってる事がわからんまま教室に戻る事になった俺。
……明日……なんかあったっけ?
んなことを考えながら廊下を歩くのだった。
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